文化系ブログ

アート、小説、音楽、映画、文化に関すること全般を雑談的に。

2014-02-28から1日間の記事一覧

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(その8)村上春樹を読む人は多数派なのか少数派なのか

(その7)からの続きです。 描写においてもやはりすごいなと思うところはいくつかあって、若い女性の輝くばかりの魅力が、あっという間に失われていくそのあたりの描写とか、背中に何かスイッチのようなものがあるというような感覚とか、なんかそういうもの…